
ブランドヒストリー
BRAND HISTORY
EPISODE.1
「結婚式をしたいと思わない」
その一言がE-Wedding のはじまり
山本の友人からとある相談があったそうです。
「今度、結婚することになったけど結婚式はしたくない。でも、親はしなさいと言う。どうしたらいいと思う?」
「結婚式をしたくない理由は?」
「どれもありふれた結婚式に見えるしそんなものに魅力を感じない。
招待されたら行くけど自分はしたいと思わない。」
という相談内容。
山本は以前より結婚式のお仕事で独立を考えていましたが、当時は式場で結婚式をする事がまだまだ主流で
結婚式で独立する方法を模索していました。
そんな中、勤めていたブライダルの会社で様々な業務に携わっていたこともありノウハウは蓄積されていました。
式場の接客やプランナー。
式場紹介カウンターの接客と法人営業。
自社ブランドで行うプロデュースの新規接客。
などなど。
そんな話を兼ねてよりその友人にしていたので
「この人だったら、いい結婚式を作ってくれそう」と思ってくれていたそうです。
ちなみにこの「いい結婚式」が『E-Wedding』の語源になっていきます。
そして、2015年1月に共通の友人の結婚式に参加した時のこと。
「山本くんがつくる結婚式やったらやりたい」と言ってきたのです。
山本はこれもタイミングだと思い、山本はこの時に「わかった」と即答し、次の日に勤めていたブライダル会社に辞表を提出したのです。
結婚式を考えている時期はその年の9月との事。
それから、9月に向け準備を開始し動き始めたのがE-Weddingの始まりです。
E-Wedding初のウェディングは2015年9月5日。
山本自身も共通の友人たちに混じり参加する結婚式になりました。
慣習に縛られず自由な発想でつくる自由度の高い結婚式は
「必要としている人は必ずいる」
「その人たちに喜ばれることは間違いない」と確信を持たせてくれました。
「結婚式はしたくない」
この一言がE-Weddingの始まりです。
EPISODE.2
仲間でつくりあげた
世界でたったひとつの
手づくり結婚式
以前、山本に後輩から結婚の報告がありました。
『結婚式はするん?』と山本がすかさず聞くと
「産まれてくる子供のためにもお金はかけられないから結婚式はしない」という理由で結婚式はしないという事でした。
それを聞いた山本は「サプライズで手づくりで結婚式をしてあげたい」と思い、仲間に呼びかけサプライズを計画。
早速、とあるオシャレな飲食店さんを抑えました。
当時、担当してくれたスタッフさんに事情を話すと今回のサプライズにとても共感と賛同してくれたらしく色々と協力していただいたそうです。
当日は、仲間達で牧師、司会、音響、アテンドのそれぞれがスタンバイし、高砂やベールなどをそれぞれ手作りで用意。
そこへ何かの理由をつけ、後輩夫婦揃って親交のあった山本が連れてくるという段取り。
山本自身も初めてのサプライズで当日はとてつもなく緊張していたことを今でも鮮明に覚えていると。
当時はSNSもなければLINEもない時代。
個室の中とこちら側との交信はできない。
もちろん、インカムをつける事も許されない。
どこに何時で待ち合わせで、そこから店まで自転車で何分で着く。
入店したら1〜2分後には扉が開く。
その扉を開ける事が合図になる。
入念に打ち合わせをし山本はふたりを迎えに行きます。
打ち合わせ通り、各自スタンバイは万全なのか。
扉が開いた瞬間音楽は再生するのか。
クラッカーは鳴るのか。
ミスは許されない。
そんな事をずっと頭の中でグルグルと考えながら、待ち合わせ場所に向かっていました。
季節は夏。
色んな意味が含まれた汗をかく中、後輩夫婦と合流。
道中、何を話したかも覚えていない中会場に到着。
店内はさすがに冷房がしっかり効いて涼しく快適なはずなのに山本はひとり謎の汗をかいています。
緊張をしている。
『まだ暑いんですか?』
『知ってるやろ、汗かきやねん』
『あぁ、そうか(笑)』
(人の気も知らずに笑ってる)と思っていたそうです。
歩く際、左右それぞれの腕と足が揃っていた気がするくらい緊張をしていたとの事。
そして、いよいよ部屋の前に到着。
『今日個室予約しといてん』とか適当なことを言いながら、目の前にした扉を自分の身体と一緒にスライドするかのように開けました。
『◯◯くん!結婚おめでとー!!』と賑わいよく個室の中から何人もの声がクラッカーの音と共に響きました。
山本は心の中で「よし!」と思いました。
扉と共に横に避けたので中の雰囲気は見えません。ですが、後輩夫婦の横顔はしっかり見えます。
普段は嬉しいやら楽しいの感情を表に出すのが苦手な後輩はさすがにこの時はとてつもない笑顔と涙で喜んでいたのです。
そうなってもらわないと困る。
そのまま、中にスタンバイしていたアテンド係がふたりをゆっくりと高砂へ誘導。
その間、パーティーグッズで売ってる大袈裟なほどの大きな蝶ネクタイをつけた司会役が『ただ今新郎新婦が高砂に到着しましたー!おめでとうございます!』とアナウンスする。
今思えば素人の割にはいいMCをしていた。
最高潮にあたたまった雰囲気の中、高砂に着いたおふたりからひと言。
『てっきり山本さんと3人でご飯食べるつもりやったのに僕らの為にこんな事をしてくれた事が、、、』とあとは何を言ってるのかわからなかった。
場の雰囲気に加え、全員の心も温まったところでパーティーが始まりました。
たった3時間のパーティー。
だけど、その3時間に込められた大切な人に喜んでもらいたい。
祝福したい。
そんな気持ちが結集した手作りのオリジナルウェディングは、山本がブライダル業界に入る前の話。
たくさん交わした会話の中で鮮明に今も覚えてることがあります。
『結婚式ってこうやって手作りでできるんよな』
この時の事がウェディングプロデュースの礎にもなっています。